諫早市にて無料点検を行う現場紹介

🏠現場紹介🏠
･諫早市築32年
･寄棟造
･板金の釘緩みあり
･板金と下地変形あり
･ひび割れあり

今回の物件では、様々な箇所で損傷が起きていました💦
どれも放置してしまうと大変危険です。
なぜこのような状態になってしまったのか、原因や今後の対処についてご紹介して行きます🙌🏻

寄棟造とは？

寄棟屋根を構造する方法や技術のことを指します。
寄棟造は、屋根の頂点を四方から中央に寄せることで寄棟を形成する方法です。
この構造は、屋根の安定性を高めるだけでなく、建物の外観やデザインにも影響を与えます。

棟の調査

まず棟とは、屋根の面と面が交わる山の部分のことを指します。
屋根の中でも棟部分は、雨仕舞いに関わる重要な部分でもあります。

その重要な部分になる棟にトラブルが起きてしまうと大変危険ですよね😰

釘の緩みが発生

釘が緩んでいると、固定力が弱まり、屋根部材が浮いてしまう可能性があります。
釘をしっかりと打ち直して、屋根部材を再度固定することが重要です。
また、錆にも強いステンレスのビスを使用することで、より強固な固定が可能です。釘やビスをしっかり固定することで、屋根の安全性を確保することができます。

板金の下地の変形

主に経年劣化や外部要因による影響が挙げられます。
屋根や壁に使用されている板金は、紫外線や気候条件、風雨などの影響を受けることで劣化し、変形する可能性があります。
また、下地の状態が悪い場合にも板金が変形する原因となります。
適切なメンテナンスや修理を行うことで、板金と下地の変形を防ぐことができます。
その場合補修工事として、【棟板金交換】と【下地木材交換】が必要になります🍀*゜

スレート瓦が欠けている

台風や地震などの自然災害が原因で瓦が剥がれることがあります。
特に古い建物では、適切な固定が行われていない場合に瓦が剥がれやすくなります。
剥がれたスレート瓦は早めに修理することが重要です。

スレート瓦のひび割れ

【ひび割れの原因】

スレート瓦のひび割れの原因としては、強風で飛来物が衝突したり、経年劣化による割れや浮きが台風などの自然災害で悪化することが考えられます。

【対処方法】

ひび割れが発生した場合は、コーキング材を使用して補修することが一般的です。
ひび割れ箇所にコーキングを擦り込むことで、ひびが拡がるのを防ぎます。
また、強度が低下しているスレート瓦は注意しながら洗浄し、ひび割れを補修した後に塗装することで保護することも重要です。