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工事前・工事中・工事後のさまざまなクレームへの弊社の取り組み方
最終更新日 2024年9月13日
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- お客様からの私達に対するご不満、必ず改善いたします
- Part1 ご相談・お問い合わせ時
- -折り返しの連絡がない
- -強引に点検の日取りを決められた
- -曖昧な訪問日時しか伝えてこない
- Part2 お家の点検時
- -時間通りに来なかった
- -車を路上駐車して近隣からクレームを言われた
- -点検しなくていいと言った場所を勝手に点検された
- -お隣の方から「敷地を覗かれた」と苦情が入った
- -挨拶もなしに点検をはじめられた
- -点検の際に建物を壊された
- Part3 お打合せ・ご提案・お見積り
- -お見積り提出前に聞いていた値段と大きく違った
- -リクエストした屋根材や塗料でお見積りされていなかった
- -打ち合わせ(希望)と見積もり(提案)が違う内容になっている
- -約束した日時までにお見積りが届かなかった
- -こちらが頼んでないし、話にも出ていない場所のお見積りがされていた
- Part4 工事
- -埃や水飛沫で近隣からクレームが出た
- -近隣から「工事すると聞いていない」と言われた
- -敷地のものを壊された、建物を傷つけられた
- -高圧洗浄で敷地に水が流れてきた
- -工事の音がうるさいとご近所から苦情が入った
- -勝手に違う場所が工事されていた
- -工事の度に埃やゴミが出て近隣から文句を言われている
- -植木が枯れた・折れた
- -埃が出る工程・塗装工事中の車への養生
- -近隣挨拶文の掲載している作業時間より長くやっていた
- Part5 竣工
- -完了日と聞いていたのに工事が終わっていない
- -聞いていたのと違う材料が使われていた
- -仕上がりイメージと違った
- -保証書を発行してくれるというのに発行してくれなかった
- -説明もなく保証期間が短くされている
- -工事金額が勝手に変更されて高くなっている
- -領収書を発行してくれなかった
- -後片付けが雑だった 植木などを元に戻していなかった
- -釘やビス、板金の欠片などが敷地に大量に落ちている・足場資材の回収忘れがある
- Part6 定期点検・アフターサービス
- -定期点検に来てくれない
- -点検してもらっていたら近隣から覗かれたと苦情が入った
- -他の場所も工事しましょうとしつこく追ってくる
お客様からの私達に対するご不満、必ず改善いたします
時々、報道される悪質な業者、そして増加していく国民生活センターへの相談件数、どなたも「リフォーム業界はとにかくクレームが多いところ」と思われているのではないでしょうか。イメージが悪いことは私達も重々、承知しています。
街の屋根やさんにお問合せいただくお客様の多くは、既にお家に何かしらの不具合を見つけて、ご不安なお気持ちでお電話をいただく方がほとんどです。
またお家の不具合に対する心配はもちろんのこと、はじめてお問い合わせをするところですから「どんな会社なんだろう?」、「親切に対応してくれるかな?」など私達に対して不安があって当然です。
初めてお問い合わせをいただいた際の対応や第一印象は今後、私達を信頼してお付き合いいただく上で大変重要であるはずです。
期待してくれているからこそ、待ってくれているからこそ、一刻でも早くお客様への折り返しをすることでご安心していただきたい想いがありながらも過去、連絡が遅くなってしまったこともありました。大変申し訳ないことをしてしまったと今でも悔やんでしまうことです。
街の屋根やさんではお客様のお名前やお電話番号をお聞きし、必ず30分から1時間以内に担当となる者から折り返しお電話するように徹底しております。こちらは他のお客様とのお打ち合わせや現場で作業していますと、どうしてもご連絡が遅くなってしまうこともありえます。
しかし、必ず30分から1時間以内にご連絡するということを絶対としていますので、お客様を不安なままお待たせするようなことは致しません。
またメールでお問い合わせいただいた場合は2営業日中に必ずご返信しております。
お家が心配な状態の場合、できるだけ早く来てもらいたいと思います。しかし、お客様にもさまざまなご都合がございますから、「すぐに」というのもなかなか難しいことだと思います。
私達はできるだけお客様のご希望する日時にお伺いするようにしております。
ただ、災害時や繁忙期などはどうしてもスケジュール調整が難しく、お客様のご希望に添えない場合もございます。そうした場合は第二、第三のご希望の日時にお伺いいたしております。
「できるだけ早く来て!」という場合は近隣にスタッフがいれば、数時間でお伺いすることも可能です。
こちらの都合で点検の日取りなどを勝手に決めたり、お客様とのお約束を変更することはございません。
こちらの都合でお客様のお家にお伺いする日を押し付けたり、変更したりすることは絶対にありません。お客様の方でご都合が悪くなった場合はご遠慮なく、お申し出ください。
台風や地震などの災害時にはお客様がお許しくだされば、早朝や夕方以降にお伺いし、養生や応急処置などできる限りのことをいたします。
「明日か、明後日にお伺いします」すごく曖昧です。大切なお家のこととは言え、2日間も予定が立てられないのは大問題です。
さすがにこんなことでお客様からお叱りの言葉をいただいたことはないのですが、「親戚がやっている」、「古くからの付き合いがある」という業者の場合、こういった対応をされることもあるようです。
私達はお客様から「本当は知り合いに頼んでいたのだけれど、なかなか来てくれないからすぐに来てくれる業者を探してたのよ」というクレームのお話を聞く機会も多いのです。
中には「時間ができたらすぐに行くから、今は待ってて」と言われて、雨漏りを1年近く我慢していたというケースもありました。
お客様とその方のお付き合いはその関係性で決められることであって、私達が口を挟むことではないのですが、建設関係者が雨漏りを長期に渡って放置してしまうのは論外です。
私達がその知り合いにクレームを言いたいくらいです。街の屋根やさんではお客様に訪問日時をお伝えする際、必ず正確にお伝えしています。
お客様のお家にお伺いする日時は正確にお伝えしています。「いつ来るのかしら」、「悪天候になる前には来てくれるかしら」といった心配は絶対にさせません。
屋根に不安があるから、「雨のシーズン前にはそれを解消したい」、「台風シーズン前にはしっかりとした屋根にしたい」というお客様のご希望を絶対に裏切りません。
街の屋根やさんはどんな時でも時間を厳守することを心掛けています。お客様のところへお伺いする時はもちろんのこと、工事の開始時間と終了時間も厳守しております。
もちろん、渋滞などが予測できる場合はそれを見込んだ移動時間を設定し、お時間通りに全てが運ぶようにしております。
ただ、突発的な事故渋滞などの道路状況によって、どうしてもお約束していた時間にお伺いできないこともあります。その場合はできるだけ早い時点でご連絡し、謝罪と到着予定時刻をお伝えしております。
ご予定があり、待つことが不可能だというお客様はどうぞ、おっしゃってください。改めて、ご希望の時間にお伺いいたします。
点検の時も、お打ち合わせの時も、工事の時も、工事後の定期点検の時も、どんな時でも時間を厳守。それが不可能な場合はできるだけ早い時点でご連絡し、謝罪と到着予定時刻をお伝えしております。
お約束していた時間以降にご予定があるというお客様には申し訳ございませんが、改めてご希望の日時にお伺いいたします。
「業者が訪問してきた際、車を勝手に路上駐車して近隣からクレームが入った」という話をお客様から聞いたことがあります。地域によって大きく違うのが道路への駐車状況です。比較的、寛容な地域もあれば、過密した都市部のように緊急時以外は絶対に許されない地域もあります。
街の屋根やさんでは基本的にコインパーキングを利用する他、そういった施設が近隣にない場合、お客様の敷地をお借りできるかを事前に確認しています。道路の使用許可が必要な場合は行政への申請も行いますし、工事が長期に渡る場合は月極め駐車場を契約することもあります。
道路の使用許可を申請する場合はそのご近隣の方々へご挨拶にお伺いいたします。お施主様はもちろんのこと、ご近隣の皆様、その地域を通行したり、利用したりする方にもご迷惑をかけないのが、街の屋根やさんのポリシーです。
違法な駐車はもちろんのこと、ご迷惑な駐車、ご迷惑をかけてしまう可能性がある駐車も絶対にいたしません。公共の駐車場を利用するのはもちろんこと、時には月極駐車場ともご契約しています。駐車一つで大きな事故を呼び込んでしまうこともあるからです。
工事も安全第一、その周辺も安全第一は私達の基本です。
さまざまなことから「建物の中でも点検して欲しくない」と思う箇所もあると思います。古い建物で後に取り壊す予定なので手を煩わせることもないというお客様のありがたい配慮もあれば、プライバシーの問題やさまざまな理由が考えられます。
その他にもさまざまな理由があるでしょう。
街の屋根やさんは徹底した無料点検を特徴の一つとしていますから、お客様の敷地にある建物は基本的にどんなものでも調査させて欲しいのです。
点検不可という場合はもちろん点検いたしません。できれば、その理由をお聞かせ願いたいところですが、プライバシーの問題もありますから、深くはお聞きしません。そういった配慮にも気を配ります。
建物には様々な思い入れがあるのが普通です。他人に触れて欲しくないという方もいらっしゃるでしょう。
街の屋根やさんではそういったことにも配慮いたします。以前に点検を終えた数日後、「やっぱり、点検しなくていいと言った建物も点検してよ。
息子が転勤で帰ってくることになってさ、子供の頃に住んでいたあの家を直したいっていうからさ」というお客様もおられました。
そういった追加点検にも随時対応しておりますので、遠慮なくお申し付けください。
普段、生活している限り、お隣の方がどのように生活しているか、あまり気にしない方がほとんどだと思います。
お隣との境には塀が設けられていることがほとんどですから、あまり見えません。塀が低かったり、目透かしフェンス(隙間が規則的に設けられており、向こう側もよく見えるもの)だった場合はよく見えますが、そういったことをそれほど気にする方ではないのでしょう。
ですが、屋根の上にのぼって建物を点検する場合は事情が異なってきます。
まず屋根にのぼっているだけでも、かなり怪しいと思われます。そして手にはカメラ…
いくら街の屋根やさんの制服を着ていたとしても、関係各所で「ちょっとお話を聞かせてもらえませんか」という流れになりかねません。当然、お客様も事情を聞かれるでしょうからご迷惑がかかってしまいます。
お隣の方がお庭にいるような場合には必ず、自己紹介とご挨拶をしてから「これからこちらの建物の点検します」とお伝えします。その際に「屋根の上にのぼったら、お部屋の中が見えてしまうこともありますので、カーテンやブラインドをお閉めいただければその心配もなくなりますので、よろしくお願い致します」と予防法もお伝えします。
プライバシーの問題からもこういったクレームは避けなければなりません。
「以前、工事を頼んだところは点検当日、挨拶もなしに窓から外を見たら、作業着の人がお家のさまざまな場所を見て回っていて、びっくりした。そのことにクレームを言うと、呼び鈴も押したし、電話もしたけど、出なかったので仕方なく点検をはじめたということだった。これって不法侵入だよね」と笑っておっしゃっていました。
お客様の許可も無く、点検をはじめてしまうのは大問題ですよね。
お家にお伺いした時、ご在宅なのに出て来られないお客様もいらっしゃいます。出て来られないお客様にも様々な事情があるようです。たまたま、他の用事で手が離せないのなら問題はないのですが、訪問販売の営業が多過ぎて対応するのが面倒になり、事前のお約束などがないと対応しないようにしているお客様も多いようです。
街の屋根やさんでは点検当日、お伺いする前にお電話でご連絡をし、到着しましてからは必ず呼び鈴を押し、お客様にご挨拶をいたします。勝手に点検をはじめることは絶対にありません。
お客様の中には「不在の時でも点検してくれて構いませんよ」という方もいます。
このような場合でもお客様にはご連絡をしてから点検をはじめ、その結果等をお打ち合わせシートに記録し、ポストなどに投函しております。
実をいうと、前述の「お隣の方から覗かれた」という誤解を受けたりしないため、点検の結果をいち早くお伝えするためにお客様にはご在宅であってほしいのです。
相見積りをお取りになっている場合、点検時は業者が親切かどうかを見極めるポイントです。熱心に点検してくれる業者は優良である可能性も高いのです。
お客様の建物に到着し、点検を始める前には必ずご挨拶をしております。お客様の許可をいただかない限り、勝手に点検を始めることはありません。なお、お客様にはご在宅の時に点検を受けることをお薦めしています。
相見積もりの場合は点検時の様子が信用できる業者かどうかの判断目安の一つになりますし、私達の仕事ぶりを直接、見ていただきたいからです。
点検の際に意図せず、建物の一部を壊してしまうこともあります。一部の悪徳業者は工事が必要だと思わせるために故意に建物を壊すこともあるようですが、私達は絶対にそんなことはいたしません。
しかし、私達が点検している最中に建物やその周囲のものを壊してしまい、お客様からお叱りを受けたこと、クレームになったことは過去、何回かございました。
意図せず、ものを壊してしまうのは一見、不可抗力のようにも見えますが、実は注意力不足であることがほとんどなのです。私達はプロなのですから、そういったことは起こしてはいけないのです。
落下が予想されるカメラなどについてはストラップを通して腕に固定しておけば、少なくとも落下させることはありません。
また、私達は点検の際、屋根の上にのぼることを特徴としていますが、屋根表面の屋根材やその下地の野地板などが傷んでいる場合、屋根材を踏み割ってしまったり、下地を傷めてしまう可能性もあるため、あえてのぼらない場合もございます。
こういった状況が判断できた場合はお客様にご報告致します。万が一、建物を傷つけてしまったり、壊してしまった場合はお客様にすぐにご報告と謝罪致します。その場でできる限りの補修を行い、早急に復旧に向けた工事を行います。
お客様の建物を直すことを生業としている私達がそれを壊してしまう…絶対にあってはならないことです。その道のプロが意図せず、ものを壊してしまうのは不可抗力ではなく、単なる注意力不足でしかないと私達は考えています。
万が一、起こしてしまった場合はお客様にすぐにご報告と謝罪をし、その場でできる限りの補修を行い、早急に復旧に向けた工事を行います。またそうなってしまった経緯と原因のご説明も致します。
「最初に安く言っておけば、相見積りを取る可能性も低くなるだろうし、屋根リフォームを通じて社会貢献している優良業者というイメージで押せるかも!」
そんな戦略を立てる営業担当もいます。お客様に対して不親切だとは思いますが、小額であるならば、うまいやり方とも言えますし、ずる賢いともいえます。そして、「頑張って勉強してきましたけど、この前よりちょっと高くなってしまい、申し訳ございません」と言うのです。こういう業者は現実に存在します。
街の屋根やさんでも正式なお見積もり提出前にお客様から価格につい尋ねられること多いのですが、その場合、「現段階ではあくまで概算となってしまうのですが…」と必ず「概算」でお答えするようにしています。
正確な費用は使用部材はもちろんのこと、工程や工法を吟味した上で決定し、算出しないと分からないからです。曖昧なことをお伝えしないのも街の屋根やさんのルールです。
お客様にお答えしたときの概算と正式なお見積もりの値段に少し差が出てしまうのはどうしても起こりえます。概算の金額よりも高くなる場合もあれば、安くなる場合もあります。その価格差に関するクレームを少なくするのもプロの仕事です。
お客様にとって、「これから家を直すのにどれくらいお金がかかるのか」ということも大きな不安の一つでしょう。だから、街の屋根やさんでは早い段階でその問題が解決できるよう、概算を伝えたうえでその後に正確なお見積もり価格をお伝えすることにしています。
街の屋根やさんでも最初の概算と後の正式なお見積もり価格が違うことはありますが、他の業者に較べればその差は圧倒的に少ないはずです。ぜひ、較べてみてください。
お客様のご要望に沿った工事で、工事後のお客様の幸せを最大限にすることはリフォーム業者の命題です。お客様のご希望していた屋根材や塗料が全く使用されていないお見積もりを渡されたら、それこそ論外ですよね。
街の屋根やさんではお客様のご要望に沿った資材や部材でのお見積もりも行いますが、「最終的にこちらの方が価格も安く、お客様の想定していた結果よりもよりよくなる」という場合、そのお見積もりもご提案として提出しております。
悪い業者の場合、たまたま余っていた材料を有効活用するためにお客様のご要望とはかけ離れた建築資材を用いたお見積もりを作ってくることもあります。
お客様のご要望を充分に満たせる上に「倉庫に在庫があったのでお安くできる」などの説明があれば、問題ないのですが、そうではないことがほとんどです。自分のところの在庫処理だけのために「こちらの方が優れている」とゴリ押ししてくる業者もいるくらいです。
街の屋根やさんではお客様のリクエストした屋根材や塗料でお見積もりを作成するのはもちろんのこと、他にもお薦めできる建材などがあれば、そちらのお見積もりも作成し、作成した理由とお薦めした理由をご説明致します。
リフォームはお家の心配事や不安解消はもちろんのこと、住み心地や生活の質のために行うものです。そこにお客様の目的やご希望が盛り込まれていなかったら、何のために行うか分かりません。ましてやかなりの金額がかかるものですから、担当や業者の方もそれを理解した上でお見積もりを作成し、ご提案を行わなくてはならないのです。
街の屋根やさんではお客様からのご要望を必ずお見積もりに反映します。
また、お客様からのご要望を満たした上で、さらにメリットがある場合はリクエストされたものと違う屋根材や違う塗料でのお見積もりも作成しております。
これまで10000棟以上の施工を手掛けてきた街の屋根やさんは工事のご提案力にも自信があります。リクエストされた屋根材や塗料でお見積もりの他にお見積もりをご提出した場合はぜひ、そちらもお目通しをお願い致します。
点検に来てくれた担当の方も親切そうだし、実際に打ち合わせをしてみたら話も盛り上がって、これは期待できると楽しみに見積もりを待っていたら、全く違う内容のものが届けられてびっくりしたというか、目が点になった…。
さすがにこのようなクレーム件数は少ないのですが、こういったご指導を受けたこともあります。
お客様によっては「全く人の話を聞いていない」とかなりご立腹だった方もおられます。ただ、ひたすら謝ることしかできません。決して悪気があったわけではなく、担当者がお客様の話をお聞きしているうちに「あのプランも盛り込んでみよう、こちらのご提案も盛り込んでみよう」と考えているうちに暴走してしまい、お客様のご希望とは大きく乖離してしまったことが原因です。
お客様はさぞ驚いたと思います。こういったお客様のお叱りやクレームを受けてから、街の屋根やさんでは「そのお見積もりやご提案は本当にお客様が望んでいるものなのか、独りよがりになっていないか」を何度もチェックし、考えるようになりました。
お客様にとって最善であるお見積もり内容とご提案内容は何なのかも社内で検討するようになりました。現在ではそのベストを発揮できる機会も多くなってきました。
「お客様が想定しているお見積もりやご提案よりももっと良いものを!」、私達は起業当時からそういった考えでやってきました。
それは正しくて間違ったものではなかったのでしょうが、時としてクレームの原因となってしまったこともあったようです。独りよがりになってしまったお見積もりやご提案書を渡されたお客様はさぞ、びっくりされたことでしょう。
現在では「そのお見積もりやご提案は本当にお客様が望んでいるものなのか、独りよがりになっていないか」を何度もチェックし、修正するべきところは修正してお客様へお渡ししております。
お客様がお見積もりを待っている時の心境はどのような感じでしょうか。「正確にはいくらぐらいかかるのかしら」、「お家の不具合をできるだけ早く解消し、お金の準備もしなくちゃならない」、「相見積りだから、工事内容と金額をじっくり比較したい」、「できるだけ早くリフォームして快適な生活にしたい」、不安やこれからの生活への希望からできるだけ早くしてもらいたいが皆様の本音だと思います。
こちらもできるだけ早くお渡ししたいのですが、繁忙期や災害対応時にはお客様にお渡しすることが遅くなってしまったこともありました。現在ではその反省を踏まえ、点検が終わった後、すぐに作成。お客様にとって最善であるお見積もり内容かどうかを確認した後、できるだけ早くお渡しするようにしています。
お見積もりをお渡しする時にお客様が望まれる方法は実に様々です。「早く見たいからメールで」というお客様もおられれば、「手にとってじっくり眺めたいから郵送で」、「お見積もりについていろいろと質問したいことが出てくるからまた、家に来てください」などいろいろなご希望があります。
もちろん、街の屋根やさんはお客様のご希望する方法でお届けしております。「早く見たいから、まずはメール。その数日後に説明を聞きたいから訪問をお願いします」といった方法も可能です。
一般的な戸建て住宅でしたら、即日は無理でも数日から1週間後にお渡しすることが可能です。お見積もりが遅いといったクレームは工事も時間がかかるのではないかという不安にも繋がります。
工事箇所や範囲が多岐に渡る場合、工場や倉庫、アパートやマンション、ビルなどの大規模な建物の場合はお時間を長めにいただくことがございます。
こちらのクレームは他の業者に工事を頼んだお客様からご相談を受けたものです。最初は「屋根が大分傷んできていますから塗り替えしましょう」といきなり訪問されたことがきっかけだったそうです。工事価格は数十万円で、たまたま築年数も同じで同じハウスメーカーで建てたお隣の方が半年前に屋根塗装をしていたので聞いたところ、ほぼ同じ金額だったので頼んだそうです。
半年前に屋根塗装をしていたので聞いたところ、ほぼ同じ金額だったので頼んだそうです。その後、数ヶ月ごとにこちらが頼んでもいないのに「今度は外壁も塗りましょう」、「塀のフェンスも交換しましょう」、「この前の台風で雨樋が傷んでいるので交換しましょう」、「最近は空き巣も多いので玄関ドアを交換して鍵も新しくしましょう」とやってくるようになったそうです。
そのうち、「お肌にいい化粧品ありますよ」とか「お家を丸ごと掃除できる洗剤とワックスです」など他の訪問業者も頻繁に訪れるようになってきたため、現在ではノイローゼ気味になっているとのことでした。
リフォームに限らず、訪問業者の怖いところはお客様の詳細な個人情報が売買されているところです。「訪問してから何日目で決まったか」、「どういった家族構成なのか」までこと細かく記されています。
リフォーム専門の販売業者がほとんどの工事を終えてしまい、リフォームで販売するものがなくなったら、高く売れそうな業者に個人情報を売ります。「奥様の身なりがきっちりしていたから美容には気を使っていそうだな。化粧品などを扱う訪問業者に情報を売ってやろう」と考えるのです。
その結果、連日のように違う分野の訪問業者が訪れることになります。お客様からのクレームなんか気にしない業者がほとんどです。こういった二次的な被害を防ぐためにも訪問してきた業者とは絶対に契約しないでください。訪問してきた業者にお見積もりを頼んでしまった等、街の屋根やさんではそういったご相談も受け付けております。ぜひ、ご相談ください。
ご近隣様と距離が近い都市部で発生しやすい問題です。地域密着型でその地域の都市部を地元として活躍している業者なら、こういった都市部での施工も慣れており、埃や水飛沫を近隣に飛散させないノウハウを熟知しております。
単純に足場の最高点を1m程度高くし、そこまでメッシュシートを張るだけでも、埃や水飛沫をかなり抑えることができます。足場を単なる作業床として捉えず、埃や水飛沫の飛散を防ぐためにメッシュシートを張るところと考えれば、こういったお叱りやクレームを受けることも少なくなるのです。
街の屋根やさんも最初は地方からはじまりました。その地方の都市部で初めて工事をするとなった時、埃や水飛沫の飛散を防止するための技術や対策はさんざん勉強しましたが、失敗も何度か繰り返しました。その節はご迷惑をおかけしましたが、現在ではそういったクレームを受けることもほぼなくなりました。
このようなクレームで怖いのは最初はご近隣の方々も「施工会社が悪い」となるのですが、同じ現場で複数回、繰り返してしまうと「あんな施工会社に頼んだお施主様が悪い」となってしまうところです。
実際に工事をしている私達が悪く言われるのは当然です。「激安の工事品質が悪い業者に頼むから埃や水飛沫を撒き散らすんだ」、「きちんとした料金を払わないから近隣にまで被害が及ぶんだ」と現場でミスが繰り返されるにつれ、攻撃対象がお施主様にも移っていきます。これでは工事が完了した後も遺恨をのこしてしまうことになります。
街の屋根やさんがご近隣に迷惑をかけてしまった場合は1軒1軒に謝罪をし、二度と同じ間違いを起こさないように施工の方法、メッシュシートの掛け方を見直し、その原因が何であるかを突き止めます。
メッシュシートの張り方から足場の設置方法まで見直します
このような埃や水飛沫の飛散で難しいのは特定の風の方向の時のみ、起こっている場合です。こちらは風の方向と風速を計測し、どんな時に起こっているのかを判断します。
メッシュシートの張り方から足場の設置方法まで見直して対応し、二度と同じようなことが起こらないよう対応致します。もちろん、ご迷惑をおかけしたご近隣、お施主様には謝罪をするためにお伺いいたします。
世の中が複雑化した現代では、はたらく時間もバラバラになりました。多数の方は昼間に働いていますが、夕方から深夜にかけて働く方、深夜から早朝にかけて働く方も多くいらっしゃいます。
夜、お勤めの方は昼、お休みを取っていることがほとんどなので、工事開始前にご挨拶にお伺いしても眠っているためにお会いすることができなかったり、ポストなどに工事のお知らせを入れておいても見ていただけなかったりすることもございます。そのため、工事がはじまってからそれを知る方も多いのです。
未だに年に数回ほど、お叱りとクレームを受けることがあるので、工事がはじまる前、はじまってからとご不在だったお家には何度か訪れるようにしています。
街の屋根やさんのご連絡先が入っているリーフレットなどを投函しています
街の屋根やさんは工事前に必ずご近隣の方にご挨拶にお伺いしています。その時に工事日数などもご説明しております。ご不在だったお家には工事のお知らせと街の屋根やさんのご連絡先が入っているリーフレットなどを投函しています。
「工事がはじまることを知らなかった」、「知っていたけど、聞きたいことがある」という方は投函されていたリーフレットなどのご連絡先にお電話ください。疑問点などはしっかりとお答えいたします。
点検の部分でも申し上げましたが、工事中に意図せず、建物の一部を壊してしまうこともありえます。街の屋根やさんではそういったことを防ぐために工事の際に影響を受けそうなもので、移動できるものは全て移動しています。
移動は私達が行いますので、ご安心ください。移動できないものに関しては徹底的に養生し、傷つけないようにしています。そのため、創業当初から敷地のものを壊してしまい、お叱りを受けたというクレームはほぼありません。点検時よりも壊しにくい環境になっているからです。
建物に関しても傷つけたいうこともまずありません。保護しなくてはならない部分には養生をしておりますし、その周囲のものにも養生をしています。しっかりと養生をすることによってものが壊れないようにしているのです。工事の対象でないフェンスやお庭の街路灯にも養生を行うことがありますが、これらが錆ついていたりすると養生を撤去する時に錆とともに塗膜が剥がれてしまうこともあります。
こういった場合には養生をする前にお客様にそのリスクをご説明しております。ほとんどのお客様が「錆びている以上、必ず起こることなので気にしなくても大丈夫」とおっしゃってくださいます。中には「だったら、フェンスの塗り替えや交換のお見積もりを持ってきてよ」とおっしゃっていただけるお客様もいらっしゃいます。ありがたいことです。
その昔、お施主様がDIYで塗装した金属製のフェンスが頑健に見えたので金属部分に養生テープをはってしまい、塗膜を剥がしてしまったことがありました。お施主様には「自分が塗る前から錆でボロボロだったから、気にしないでください」と言われたのですが、相当ショックを受けられていたことを感じました。その時から養生テープを貼る場所も気をつけています。
金属テープを貼り、パテで成型してから塗って何とか元通りにしましたが、お施主様には大変、申し訳なかったです。錆びているものの場合、ビニールなどで養生をすると風で煽られるたびに錆びている部分や塗膜と擦れてその部分が剥がれていくことがあります。こういったこともお施主様にはご説明をしております。
移動や養生を完璧に行います
ご説明しております
工事が影響を及ぼす部分は徹底的に養生を行うことによって傷つけたり、壊してしまうことを防ぎます。錆や塗膜が剥がれている部分は養生によって悪影響が出てしまうこともご説明しております。
悪影響が避けられないことだとしても、それを見過ごしてしまうのはリフォームに携わる者がやることではありません。こちらの補修方法や工事についてもアドバイスをいたします。敷地内の移動したものに関しては工事が終わり次第、元に戻します。
養生をはずし、お施主様とのご確認が終わってお引渡しを終えなければ本当の竣工ではありません。疑問や不安はお引渡し前にすべてお聞かせください。できる限りの対応をいたします。
家の周囲の敷地というのは基本的にその外側に雨水を排水するように造られています。現在ではご近隣との家との距離も近く、雨水などは自分の敷地で処理することが求められており、下水に流すように造られています。
高圧洗浄などでは水飛沫が飛び散るほか、地面を流れていく排水がお隣の家に浸入してしまうことも起こりえます。
街の屋根やさんではお隣様との建物の距離が近く、高圧洗浄の排水が流れ込んでしまう可能性がある場合はまず、屋根の一部分を洗浄し、地面でどのように水が流れていくかを確認します。
お隣の敷地へ流れ込まないと判断できた場合はそのまま、高圧洗浄を続行します。流れ込む可能性がある場合は土嚢などをで水の流れを変えて、流れ込まないようにします。
この高圧洗浄の水が敷地に流れてくる問題、流れ込んだところが土の場合はチョーキング(白亜化)現象で浮いていた白い顔料が浮いていて凄く毒性の強そうな汚水に見えますし(実際には毒性がない)、玄関周辺やアプローチに流れ込んだ場合は本当に泥だらけというより、泥んこ祭り開催後みたいな状態になります。
過去、高圧洗浄の排水が流れ込んでしまった方々は本当に驚き、不安にさせてしまったと反省しております。帰宅したら、地面一面が白いワケが分からない汚水で汚染されている、または泥んこ祭り開催会場みたいになっているとしたら、バイオテロや怨恨を考えてもおかしくありません。
こういった場合は謝罪に訪れ、すぐさま清掃致します。お客様だけでなく、お隣の方にもご迷惑をかけてしまうというのはあってはならないことなのです。
高圧洗浄時の汚水のクレーム、お客様から「過去、屋根塗装をしてもらった業者では近隣に汚れた水が流れ込んでかなりのクレームが出たのでそのようにならないようお願いします」と頼まれることもよくあります。
過去の反省を踏まえ、街の屋根やさんでは高圧洗浄の初期段階でお客様の敷地で水がどのように流れるかを確認いたします。問題ないようでしたら、そのまま作業を進めます。
お隣の敷地に流れ込みそうな場合は土嚢などでブロックします。
万が一、お隣の敷地に水が浸入してしまった場合はすぐさま謝罪に訪れ、清掃いたします。ご不在の場合はポストなどに街の屋根やさんのご連絡先と担当の連絡先を残しておきますので、ご連絡をいただければすぐさま対応致します。
ご近所の方からよく言われるの工事の騒音についてです。にぎやかな街中では問題とならない音も、閑静な住宅街では騒音と感じられてしまうことも多いでしょう。機械の作動音、ハンマーなどの打撃音、建築資材などの切削音、施工スタッフが安全に工事を行うための声掛け、工事には実にさまざまな音が発生します。
街の屋根やさんでは事前に大きな音がする工程を洗い出し、ご近隣の方に迷惑を掛けてしまう可能性があることをお伝えしています。
「この日は家でゆっくり読書をしよう」と思っていたのに、いきなり外から大きな音がしたのでは集中できませんよね。外出してしまえば、騒音とも無縁になりますし、ヘッドフォンで音楽を聴くなどをすれば、工事の音も気にならなくなると思います。
工事にもよりますが、耐えられないほど大きな音がするのはおそらく足場の仮設と撤去の時だけです(もちろん個人差はあります)。この時だけ、お出かけしたり、ヘッドフォンで音楽を聴いてもいいのではないでしょうか。小さなお子様がいるご家庭はご家族揃ってドライブというのもお薦めです。
工事は平日の日中に行われることがほとんどです。だいたい朝8時から始まり、夕方5時程度には終わります。よほどのことがない限り、残業もいたしません。日曜日も基本的に作業いたしません。
基本的に工事音を消すことはできませんが、音を響かないようにすることは可能です。住宅がない方で切削などの加工をする、高圧洗浄機を設置する場所を住宅が密集していない側にするなどです。
足場に関しては仮設時も撤去時も大きな音がしますので、騒音を避けたいという方はお出かけやヘッドフォンで音楽を聞くことをお薦めしています。クレームの中でも工事の音に対するものは一番多いクレームです。
『勝手に違う場所が工事されていた』 「実際に工事を進めていましたら、違う場所もちょっとした補修をする必要が出てきたので、サービスで工事しておきました」
街の屋根やさんの創業当初、こういったサービスを喜んでくれるお客様が多く、私達もそれが嬉しかったので頑張ってやっていました。
ところがある日、それがクレームとなってしまったのです。そのお客様は口数が少ない方でこちらからご挨拶をすると、「今日もよろしく」、「お疲れ様」くらいしか言わない方でした。
最後の工事を無事終え、竣工のご挨拶をして実際に行った工事とサービスで行ったちょっとした工事の説明をしていた時でした。
「それはとてもありがたいことなんだろうけど、自分達の仕事を安売りしてはいけないよ」とおっしゃったのです。
「黙ってやるのは美徳かもしれないけど、お客さんに勝手に工事されたと訴えられたら、どうするんだい。いくら無料と言ってもかなりまずいことになると思うのだが…」と言って席を立たれてしまわれたのです。
その後、奥様が次のようなことを話してくれました。
何でも、一流商社の営業マンだった方で取引先にはサービスで何でもしてあげていたそうです。そのことでお客様から感謝され、出世もしてきたそうですが、それをよく思わなかった同僚とライバル会社が結託し、サービスで行ったことを問題視され、訴えられて職場を去ったそうです。
奥様はこうもおっしゃっていました。仕事をやめられてから暇を持て余していた主人からしたら、貴方達が毎日、いきいきと働いていたのが羨ましかったのでしょう。それで最後にあんなことを言ったんだと思います。主人も本当は貴方達には感謝していると思います。
私もサービスすることはともかく、軽微な補修とはいえ、黙って工事をしていたことはこちらに非しかありませんと謝罪をしました。
そして、後日点検の際にご主人にも謝罪をしたい旨を告げ、その日は帰りました。
再訪の際にご主人に謝罪すると「工事、毎日、頑張ってくれてありがとな」と言われました。
その年のお正月、弊社にあのご主人から何と年賀状が届いたのです。そこには「そろそろ何か押し売りに来いよ、得意の無料で」とメッセージが添えられていました。思わず苦笑してしまいましたが、あのご主人らしいメッセージです。
現在では隔年点検で訪れるのみとなってしまいましたが、暑中見舞いと年賀状は毎年、届きます。
最近は来た年賀状には「この家もそろそろ息子に譲るからいろいろと無料で頼むぞ、点検だけは」と書かれていました。
以前、奥様に窺ったところ、どうもこのご主人様は営業なのに口下手でサービスとお礼の手紙でお客様から評価され、出世されたそうです。同期からは営業先の会社に訪問した後は必ず、喫茶店に入ってさぼっていると思われていたそうですが、実はそこで感謝の手紙を書いてすぐに投函していたそうです。非常に勉強させられたクレームでした。
サービスで工事できる軽微な補修であっても、必ずお客様にご確認をとってから、工事を薦めます。おそらくですが、許可を取らず、棟板金の浮いていた釘を打ち込み直しても苦情を言うお客様はいないでしょう。
しかし、建物もその屋根もお客様が所有するものです。状態を良くするためとは言え、勝手に手を加えるのは問題です。
悪質な業者の中には「工事をはじめてみたら、他にもいろいろと修理するところがでてきましたので、直しておきました。金額は当初よりもかなり高くなりましたがお支払いをお願いします」というところもあります。
明らかな契約違反ですが、「お支払いいただけないのであれば、元に戻します」と脅してくるから困ります。こういったトラブルを防ぐためにはそのような業者と契約を結ばないのが一番です。こういったトラブルが起こった場合は国民生活センターにクレームとして報告しましょう。
屋根工事にはさまざまな工程があり、その工程ごとにご近隣の皆様の迷惑となってとまうこともございます。
街の屋根やさんでは埃が出る工程はまとめて行うことによって、ご近隣の方もご負担を最低限にするよう努力しています。
また、誇りやゴミが舞い上がっても近隣に飛散しないよう足場を高くして、そこまでメッシュシートなどで覆うなど住宅密集地ではさまざまな工夫をしています。
様々な工事があり、埃が出る工程をまとめて行なないこともありますが、その場合はメッシュシートの貼り方を見直す、風向きに合わせて養生をしなおすなどの対応をしています。
以前、養生を毎日のように見直し、それほど埃をほぼ出してないのにも関わらず、毎日のようにお叱りとクレームを受けたことがありました。ある日、現場がとても埃ぽくて何だろうと思っていたら、じつはその埃、近隣で作業していた違う業者の現場のものでした。埃を立てないように作業してほしいと伝えると、現場の責任者はそんなの無理に決まってんだろうという対応でした。
埃は私達も困るし、近隣の方も困るということで、「お時間取らせますが一度、私達の現場を見に来てください」とお伝えしました。お昼休みにその現場責任者ともう一人の方が私達の現場に現われたので、弊社では埃を飛散させないようこのように養生していますと説明しました。
次の日から何と埃の飛んでくる量が減ったのです。数日後、現場責任者ともう一人の方が私達の現場に大量のジュースを持って現われ、感謝の言葉とともに帰っていきました。
埃やゴミが一番出てしまう工程が解体と撤去の時です。ほとんでの屋根材には水分を排出するための隙間が設けられており、そこから細かな砂や土が屋根材の下に入り込んでいます。
特に瓦屋根などはこの隙間が大きく、風が強い地域の建物ではほとんどに砂や土が入り込んでいます。屋根材を外すと、これらの砂や土などの埃が外気に晒されるわけですから、どうしても舞い散ってしまうわけです。
街の屋根やさんではお客様やご近隣の方々に何日にも渡って埃やゴミでご迷惑を掛けるわけにはいきませんから、解体や撤去の工程はできるだけまとめるようにしています。埃やゴミが飛散しないように養生やメッシュシートの張り方も工夫しております。現在では他の業者に指導できるようにもなりました。
私達はクレームをしっかり受け止め、施工品質に生かしております。
塗料には臭いのきついものとそうでないものがあり、事前に臭いの少ない塗料を選択することも可能です。しかし、現場でいざ塗り始めてしまうと、その後の臭いのコントロールは不可能です。塗ってから、次の重ね塗りが行われるまでの数時間の臭いが一番きつく、その後、徐々に軽くなっていきますが、臭いに敏感な人は塗装後、数日間は気になるでしょう。
塗料には水性と油性があり、このうち水性の方が臭いは少ないと言われています。屋根塗装では実績があり、耐候性も高いと言われる油性が使われることがほんどです。
現在では水性塗料の性能も高くなりましたので、外壁塗装では水性が使われます。屋根塗装の場合、臭いの発生元が塗装する屋根の上なのでそれほど気にならないという方もいます。
街の屋根やさんでは塗装を行う場合、もっとも乾燥時間が短くなる気温が上がる時間に多くの作業をするようにしています。乾燥とともに臭いも薄くなっていくからです。水性も油性も、現在の塗料は臭いも少なく、乾燥も早くなりました。それでもやはり臭いが気になるのは事実です。
もっとも乾燥時間が短くなる時間帯を中心に作業します
「できることなら○時以降は窓を閉めておいた方がいいかもしれません」
とお伝えております
臭いには好みの問題もあり、比較的臭いが少ない水性塗料がダメという方もいれば、臭いがきつい油性の方がダメという方もいらっしゃいます。どちらも、乾燥が進めば進むほど、臭いは少なくなりますから、日中の気温の高い時間に集中して作業するようにしています。
また、ご近隣の方に工事と工程を説明する際には、「この日は塗装をするので臭いの問題もありますから、できることなら○時以降は窓を閉めておいた方がいいかもしれません」と伝えております。ご迷惑をおかけしますが、ご協力とご理解をお願い申し上げます。
臭いに対するクレームは乾燥時間が短くなる時間帯に作業することで、できるだけご迷惑をかけないよう対応しています。
どんな広い敷地であっても、作業スペースは限られますから、工事が始まる前には移動できるものはお施主様から許可をいただき、作業の妨げとならないような場所へ移動しています。大きな植木鉢に植えられた植物もその対象です。地面に植えられている植木に関しては養生を行うことによって枝の折れや工事の影響を最小限にします。
植木というのは非常に微妙な存在で、養生をしたままでも元気なものもあれば、工事をしていない時間帯は光合成と呼吸ができるよう、養生をはずしているのになぜか元気がなくなってしまうものもあります。
以前、弊社が工事を行ったお家の建物の敷地にあった植木の一つは工事が進むにつれ、元気がなくなり、工事前の姿とはすっかり違ったものになっていました。
工事後の点検の時も元気がなく、1年点検の時にはお庭からなくなっていたので、お施主様にお尋ねすると、「枯れたので抜いてしまった」とのことでした。
お施主様に私達の養生に原因があったのかもしれないとお詫びしますと、「しょうがないよ」と言っていただきましたが、かなりショックでした。
暖かい季節から暑い季節にかけては植物を覆うだけの養生では、風通しが悪くなり、養生された植物の温度だけが上がる状態になります。ラップで覆われて、ゆでられているのと同じことなのです。
お施主様の植物を枯らしてしまったかもしれない経験から、現在ではそういったことを考えて温度が上昇し難く、風通しのよい養生を心掛けています。多少、手間はかかりますが、植物の元気が無いと感じられた場合は工事後に養生をはずし、工事を再開するときにまた掛けなおすということしています。
植物は決してクレームを言いませんが私達と同じように生きています。日中は養生されてしまいますが、せめて工事が始まるまでの朝の光だけでも充分に浴びてもらえたなら、枯れてしまうことも少なくなると思います。
植物を育てている方はご存知だと思いますが、植木鉢やプランターで植物を育てている場合、夏場は朝、水をやるのは厳禁なのです。植木鉢やプランター内に残った水分が日光で温められ、ゆでているのと同様になってしまうからです。
街の屋根やさんでは植物を養生する際には必要以上に温度が上昇せず、適温が保たれる風通しのよい方法を取っています。植物の養生にも全力を尽くすのが私達なのです。
屋根リフォーム中に出る埃は思わぬところに到達しますし、塗料も思わぬところに飛散します。近隣のお車などを駐車されていると埃や塗料で汚れてしまうということも多いのです。
街の屋根やさんではご近隣の方々にお車を現場の近くに駐車をしていないかをお聞きし、1台、1台、養生しております。もちろん、必要な時にすぐにご使用できるよう、お客様が一人でも養生を撤去できるカバータイプのものを使用しております。
養生を外してしまい、再度、養生してほしい場合もすぐに対応しますので、いつでもおっしゃってください。実は私も違う業者からご迷惑をかけられたことがあり、クレームを言ったことがあります。数日間、出かけており、家に帰ってきたら近くで外壁塗装がはじまっていたことがありました。
「外壁塗装をはじめる時はさすがに挨拶に来て養生していくだろう」と軽く考えており、家の駐車場に車をおいて出かけて帰ってきたら、黒い車のボディにベージュの点々が…。
さすがにびっくりしてすぐにその業者にいったら「調査時に車は停まっていなかった」、「近所の方に聞いたら、その駐車場は使われていないといっていた」、「空き家だと思っていた」とさんざんです。確かに車は停まっていなかったかもしれませんが、ご近所の方がその駐車場は使われていないというわけはないし、空き家じゃないことも一目瞭然でしょう。空き家に車は駐車しないでしょう、普通。
話は平行線を辿り、クレームを聞く気がないことも感じられました。その業者の車に書かれていた電話番号に電話しても、対応が悪く、コチラもクレームを聞く気がないようです。私がいろいろと塗料の飛散を落とし方を調べたところ、車屋に持っていたら余計に酷くされたということが多かったので、結局は自分で磨いて落とすことにしました。
その時に「将来、建設業につくのだったら、お客様だけでなく、その近所の人達も絶対に大切にしよう」と思ったのが街の屋根やさんの原点の一つになっています。
世の中にはさまざまなリフォーム業者がございます。弊社は施工には自信がありますが、私達よりも上手なところがあるかもしれません。しかし、工事中のご近隣への対応、長期に渡る保証と施工品質は私達が一番だと自負しております。
全てを含めた工事以外の対応力も街の屋根やさんの誇れる特徴の一つです。お車の他、バイクの養生・保護もお任せください。もちろん、自転車や他のものの養生もご相談ください。しっかりと対応致します。
街の屋根やさんでは工事前の近隣のご挨拶の際に日中の作業時間を記載したものも合わせてお配りしています。これを超えて作業することは絶対にありません。朝についてもこれより早く作業を解することは絶対にありません。
例えば、たまたま貴方の仕事が早く終わり、4時頃にお家に到着できるくらいに帰宅できることになったとしましょう。
「早く帰ってお隣が工事していると何か煩わしいから、どっかで時間を潰して作業が終わると書いてある5時頃、帰宅しよう」と予定を立てました。
5時を少し過ぎて、帰宅してみるとまだ作業しています。
工事の音も聞こえますし、時折、職人の声なのか大きな声も聞こえます。頑張ってるなあと思いつつも、これでは落ち着きませんよね。
せっかく煩わしさを避けるためにゆっくり変えてきたのに早く帰ってきても同じことでした。これでは納得できませんし、クレームの対象になってしまいます。
工期が迫っているケースでこういったことはありがちですが、街の屋根やさんでは絶対にこんなことはいたしません。最初から余裕を持った工期を組みますし、天候などの理由から順延となることも考えて工事の予備日も設けています。
一般の住宅地において作業時間を延長したり、残業をしたりして、ご近隣の方にご迷惑をかけることは絶対にありません。最初から無駄なく無理のない工程を組み、余裕をもったスケジュールで取り組んでいます。
お客様を含め、ご近隣の方もご予定があるでしょう。それを早出や残業によって邪魔するようなことは絶対にありません。街の屋根やさんは平常時の現場においてスーパーホワイト企業です。
街の屋根やさんはこれまで工事完了日に実作業が完了していなかったということはほぼありません。また、使われている部材が特殊でそれが納入されるまで時間が掛かる場合、そもそも工事を進めることはいたしません。
しかし、工事は完了しているものの雨でお客様との立会いの元、最終検査ができない、足場が撤去できないということはそれなりにありました。
天候のことだからしょうがないのではなく、私達の見通しが甘かったことに全ての非があります。実作業が終わっているのだから気にしないというお客様も多いのですが、足場が仮設されたままというのはかなりの問題です。
足場があることによって空き巣などが建物のまざまな場所に侵入しやすくなるという話を聞いたことがある人は多いと思います。幸いにも盗難や空き巣などの被害を受けられたお客様やご近隣の方はおられないのですが、これから先、いつ起こるか分かりません。
実は「工事が終わったなら、足場をできるだけ早く片付けて欲しい」というご要望はお施主様のご近所の方からの方が多いのです。さまざまな工事をする場合、予備日などの関係で工事と工事の間が数日以上、空いてしまうということも珍しくありません。
「○○市の○○さんの近くに住んでいる者だけど、もう何日も工事してないので終わったんですよね。それなら早く足場を片付けてもらいたいのですが」というお電話も何回か受けたこともあります。次の工事に入る場合は「また○日から工事に入り、竣工予定は○日となっていますので、足場は○日に解体・撤去いたします」とお答えしています。既に工事を終えている場合は「○日に解体・撤去を予定しています」とお答えしています。
いずれにせよ、ご近隣の方に不安を抱かせてしまうのはよくないことではあります。
工事のスケジュールを確定します
工事が予定通りに終わらないというのはお客様にとっても、そのご近隣の方にとっても、大きなストレスです。足場を撤去して完全な工事完了ですから、竣工後はできるだけ早く足場を撤去します。
また、特殊な建材の場合、その納入までにしばらく時間がかかることもございます。
例えば、銅製などの雨樋は普段でも流通が少なく、台風や降雪による被害が出るとすぐに品切れとなってしまいます。
納入が未定なのに工事をはじめてしまうとそもそも予定が立てられませんので、いつ終わるか分かりません。このような場合は納入日が確定してから工事のスケジュールを決めて進めていきます。工期の延長に関するクレームは段取り次第で防げるものなのです。
街の屋根やさんでは絶対にないクレームです。ただ工場などで生産されている屋根材などの建築資材はモデルチェンジを繰り返しているので、たまたまそのタイミングでお見積もりを作成したものの、その屋根材が旧製品となり手に入らず、モデルチェンジした新製品を使うことになったというのは存在します。
その場合、価格改定を伴う場合はお見積もりに反映します。価格改定を伴わない場合は使用部材名だけが変更されることになります。こちらの説明不足でお客様に誤解を与えて、それがクレームとなってしまったことはありますが、意図的に原価を下げるために全く違う製品を使った、同じシリーズの製品でも安い価格の廉価版を使ったことは絶対にありませんので、ご安心ください。
旧製品と新製品に対するお客様の考え方ですが、概ね二通りの考え方があります。
旧製品が良いという考え方
旧製品でもロングセラーのものの場合、信頼性が高いから売れ続けているということがほとんどです。メーカーのテストを受けた後、上市されて市場の評価を得て売れ続ける。並大抵のことではありません。特に屋根材ではアスベスト含有製品からノンアスベスト製品に切り替わる際に不具合を持つ製品が出回りました。
そういったことを考えると、既に実績がある製品を選ぶことは間違いではないのです。
新製品が良いという考え方
途中、不具合が出ることもあるけれど、新製品は旧製品よりも優れているという考え方です。新製品は耐用年数はより長く、価格はほぼ据え置き、コストパフォーマンスは旧製品以上をベンチマークとして作られます。それでなければ、新製品の意味がないわけです。
どちらを選ぶのが正解なのかは永遠の命題なのですが、一つのヒントとして保証期間とその内容で判断することができます。
ガルテクト(現在は廃番)からモデルチェンジしたスーパーガルテクト、横暖ルーフの新ラインナップはともに海岸からの距離が5km以上が補償対象でしたが、500m以上と10分の1に縮小されました。
塗膜と赤錆保証、穴あき保証はそれぞれ5年も延長されています。これらはメーカーの相当な自信を伺わせます。
表面の屋根材はともかく、その下の防水紙などは工事が終わってしまえば見ることができません。屋根にしろ、外壁にしろ、表面の下は工事が終わってしまってからではお客様からでは確認ができないのです。
そういったことを踏まえて、街の屋根やさんではどの工程においても写真を撮影し、お客様にご説明しております。
世の中には工事前と工事後の写真しか取らない業者も存在しますが、街の屋根やさんでは点検時から施工中、竣工後、定期点検と全ての過程において、それを証明する画像とともにお客様に状況を説明しております。どの部分においても不透明なところがないところも私達のクオリティです。そもそも違う材料が使われているというのはクレームというより契約違反です。
とても難しい問題です。屋根塗装などは事前にカラーシミュレーションなどで仕上がり時のイメージをお見せすることができます。また、屋根葺き替えや屋根カバー工法ではこれまでの施工事例から実際の完成時の画像をお見せすることも出来ます。それなのに、実際に竣工すると思っていたイメージと違うということが出てくるのです。
街の屋根やさんでは建物の向き、日の当たり方、周りの景色、季節によって同じ建物でも見え方が全く違うことを事前にご説明しており、少なからずご了承いただいております。
それなのに竣工した際、「理想どおりの仕上がり」と言われることもあれば、「何かちょっとイメージしていたのと違う」と言われることもあります。こういったことは予め、予想されることではありながらも、改善が進めづらいところなのです。
完工時に「やっぱり理想の仕上がりだったよ」と言われることもあれば、1年点検で「いい感じに周りに馴染んできた」と言われることもあります。少なくとも、お客様のお望みの色、屋根材などを使用しているのは間違いありません。こればかりは撮影者のセンスの問題です。
街の屋根やさんではお客様のイメージと現実の剥離をなくすために撮影講習会や勉強会もプロのカメラマンをお呼びして自主的に開催しております。
建物をいかに素敵に撮影するかというのは非常に難しいのです。私達は「ここをこのように変更しました」という画像は毎日、途方もない量を撮影しています。
言い訳になってしまいますが、それは確認のための写真です。もちろん、お客様に見てもらうためでもありますが、やはり作業確認のための写真です。
例えば、屋根の前後比較において、屋根材をアスファルトシングルにする、自然石粒仕上げの金属屋根材にするなどおしゃれな屋根材にするなどおしゃれな屋根への変更は見栄えがいいものが撮影できると思います。このようなクレームが出ないよう、お客様のニーズとそれに応えた撮影ができるよう精進していきます。
「保証書を発行してくれるといったのに発行してくれなかった」 ご契約前には「工事をしっかりします」、「長期保証もしっかりお付けします」と言っていたのにいざ工事が終わってみれば、保証書内容はともかく保証書すら発行されなかったというケースもあります。
保証書は『しっかり工事しましたから、今後○年間は不具合が起こりません』と業者の工事に対する品質を代弁しているようなものです。それが発行されないのはかなり不安ですよね。
街の屋根やさんでは保証が付けられない場合はご契約前にその理由をしっかりとご説明しております。それ以外で保証書を発行しなかったというケースは今まで一度もなかったのですが、お客様にお渡しするのが遅くなってしまったことは何回かありました。お客様とのご予定が合わなかったり、郵送したのに届いていなかったりした場合です。現在ではこういったことが起こらないよう、工事の完了報告書とともに必ず、お渡ししております。
メーカー保証がついている屋根材は工事完了後にメーカーに登録が必要なケースもあります。この場合は工事完了後、すぐにメーカーに登録し、できるだけ早く、お客様にお渡しするようにしています。
現在では少なくなりましたが、地元密着でリフォーム業を営んでおり、信用で商売をしている場合、「工事したところが何かありましたら、今後、○年間はいつでも無料で直すから」と口約束で済ませてしまう業者もいます。
こういった業者は評判が良いところはすごく良いのですが、悪いところはとことん悪いのが実状です。台風などで被災した場合、どこまで対応してくれるのか不安が残ることも事実です。
街の屋根やさんでは施工した部位ごとに保証書を発行しております。保証年数は最高で15年ですが、お家は各部位ごとに傷みが違いますので、その状況に応じて保証期間も変化します。お家は各部位ごとに保証年数が違うというのはお客様にとって少々、把握することが手間となってしまいますが、ご理解をお願い申し上げます。
また、街の屋根やさんはリフォーム瑕疵保険の登録事業者ですので、有料となりますがリフォーム瑕疵保険をご利用することも可能です。
街の屋根やさんの施工保証と第三者機関であるリフォーム瑕疵保険、ダブルの保証が受けられるのでとても安心です。
保証が付けられない箇所、対象外となる部位についてはご契約前に必ずご説明をいたします。ご契約前、工事開始前には「保証を付けます」、「保証書を発行します」と言ったのに工事完了後にそれを覆すようなことは絶対に致しません。
以前、お客様から『前に工事を頼んだ業者は契約の前は15年の保証を付けますと言っておきながら、工事後に保証書を見たら、5年に変更されていてビックリした』というお話を伺ったことがあります。
保証期間はお客様がこの先、少なくとも○年間は屋根のことで悩まず暮らせることを担保したものですから、勝手に変更されては困りますよね。お客様のこれからの人生設計まで狂わせてしまいます。本来であれば、あってはならないことです。
街の屋根やさんでも工事を進めていくうちに予想以上に劣化が酷かった、雨漏りで腐食が拡がっており、想定していた保証期間を付けられないという場面に遭遇したこともありました。
このようなケースではお客様にまずは現状を説明します。そして、当初のプランと保証期間を変更しないで進めるためにはどうすればいいかを社内で徹底的に議論し、工程や工法を見直すこともあります。工程や工法に変更があった場合はお客様にご説明しますし、工事内容を変更するかどうかのお打ち合わせもいたします。私達は点検を徹底的にやるのはこのようなことが起こらないようにするためでもあるのです。
私達は建物を徹底的に点検することによって、後から保証内容や工事内容の変更がないように努めています。保証期間が変更されてお困りになるのはお客様です。
また工事内容が変更されれば、金額も変わり、以前よりも高くなることがほとんどです。工事をしてみたら、保証期間や工事金額、工事内容を変更せざるえなかったというのはプロフェッショナルとして恥ずべきことです。
工事前に保証期間や工事金額、工事内容が変更されることが予想できる場合はそれぞれのお見積もりを作成し、お打ち合わせの段階で提示致します。お客様が保証期間の変更に対し、クレームを言うような無責任なことは致しません
工事に対しての支払額が変更されるケースは以下のことが考えられます。
1. お見積もりが雑で建築資材や工程の追加をせざる得なかった
2. 業者が製品情報について詳しくなく、建築資材の値上げを知らなかった
3. そもそも悪徳業者で最初から工事金額を変更する予定だった
このうち、1のお見積もりが雑については複数業者から相見積りを取ることによって防ぐことが可能です。施工する屋根の面積が大きく違ったり、同じ工事内容なのに工事日数が大きく違う場合は注意が必要です。
2の建築資材の値上げについてですが、現在の建築資材の多くは工場で作られたものです。その原材料が値上げされれば、どうしても値上げせざるえないのです。例えば屋根塗装に使う塗料などは成分のほとんどが原油です。
金属屋根材には金属が用いられていますから、金属の値段が上がれば、こちらも値上がりします。しかも、原油も金属も海外から輸入に頼っています。
運搬の燃料には原油が使われていますし、為替相場にも大きく左右されるのです。建築資材の製造メーカーでは値上げの際、事前に通達を出しますし、業界紙などでも発表します。
街の屋根やさんでは値上げされることが分かった場合はリフォームを検討中のお客様へお知らせして、できるだけ低価格で工事ができるようアドバイスしています。
3の悪徳業者も相見積りを取ることで排除することが可能です。相見積りで相場よりも大幅に安い場合は要注意です。工事終了直前に追加工事が必要になったからと追加で料金を要求されます。
街の屋根やさんでは点検を徹底的に行うことによって、建物の大きさ、工事が必要な場所を正確に知り尽くしします。正確な面積と必要な改修を把握しなければ、正確なお見積もりをお渡しすることができないからです。前述のように工事内容を変更する場合はお客様と金額などの変更を含めたお打ち合わせします。
また、製品情報や価格の変更についてもしっかりとチェックしています。ご契約日が数日、遅くなったせいで値上げされた製品を使わざるえなくなったら、勿体ないですからね。
工事価格などのトラブルやクレームが圧倒的に多いのは訪問販売のリフォーム業者です。すべての訪問販売のリフォーム業者が悪いというわけではないのですが、トラブルに巻き込まれないためにもこういったクレームが多い業者とは契約しないことが一番です。
アパートやマンションなどのオーナー様で屋根などの改修工事をする場合、節税のためにも領収書は絶対に必要です。また、断熱や遮熱、耐震リフォームの際に自治体の補助金や税金の優遇制度を使う場合にも領収書が必要になってきます。
また、リフォームは一生のうち、複数回行うことも珍しくありませんから、領収書を保存しておけば、今後の参考価格としても利用することも可能です。いい加減な業者の場合、工事が終わって料金をいただいたら、それで終わりということも少なくないようです。
街の屋根やさんでは工事代金のお支払いをいただいた場合、必ず領収書を発行し、お渡ししています。再発行にも対応しておりますので、ご相談ください。
不動産の賃貸物件のオーナー様や個人で商売をなさっている方にとって、領収書はとても重要な物です。工事代金をお支払いいただいた場合、必ず領収書を発行し、お渡ししています。
また、リフォームに対する各種の優遇制度でも必要になってきます。再発行にも対応しておりますので、ご相談ください。
お施主様の中には「信用しているし、保証もついているから足場を撤去しちゃってください」という方もいれば、家族全員で確認したいという方もおられます。「また、私一人じゃよく分からないから、主人が休みの時まで待っていただくことは可能ですか」という方もおられます。問題なのはご家族でご確認したい方とあまり興味がない方がいる時です。 以前、ご主人様から「足場が邪魔だからできるだけ早く片付けてほしい」と言われ、竣工後、すぐに撤去したことがありました。しかし、その後、奥様から「足場があるうちにいろいろなところを見たかったのに…」とお叱りとクレームを受けたこともありました。現在では家族全員でのご確認を必ずお薦めしています。奥様やご家族と一緒にぜひ、ご覧になってくたざい。
お客様には足場のある状態で、工事後の状態をご確認いただいております。ぜひ、不具合が解消されたのか、希望通りの工事がされたのかをぜひ、ご確認ください。また、ご確認の日を主人がいる時にしてほしい、家族全員が揃っている時にしてほしいなど、ご希望がある場合は私達にご相談ください。スケジュールの調整をして、ご希望の日にご確認いただきます。
工事竣工後の後片付け、雑な業者さんていますよね。足場を撤去し、工事道具などを片付けてくれたのはいいのですが、移動した物が元の位置に戻されていない、日当たりと方角を考えておいておいた植木の向きもばらばらということがよくあるようです。
街の屋根やさんでも若いスタッフは植木に興味がないらしく、元の位置には戻すのですが、向きまで気を配るようなことはしないので、しっかりと指導しています。向きを変えてしまうと木の形状や枝振りなどが変化してしまうからです。
街の屋根やさんでは物を移動する際にはお客様にお断りしてから写真を取ることにしています。移動する前の配置に戻せるようにするためです。
以前、物を移動する前に写真を撮っていたら、「工事箇所以外の写真を取るのはやめてほしい」とお客様から注意のクレームを受けたことがありますので、写真を撮る際は必ずお客様にお断りしております。工事をした場所以外も美しく、移動した物の位置は以前と同じに街の屋根やさんのモットーです。
取り合えず、移動した物を元に戻しましたという後片付けは行いません。清掃もしっかり行い、植木などの植物の向きにまで拘った後片付けをいたします。
せっかくのリフォームでお家が綺麗になったのに後片付けが雑では喜びも半減してしまいます。工事が竣工した後片付けはもちろんのこと、工事中の後片付けも気を配ります。お客様の敷地内だけでなく、前の道路などもご近隣を含めて清掃いたします。
お客様はもちろんのこと、ご近隣の方々にも気を配り、リフォーム時のご負担を軽減します。
私が子供の頃は建設ラッシュだったせいなのか、空き地にも釘やビスが落ちていました。それで怪我をして手や足を病院で縫う子供も定期的に出ていました。釘やビス、板金の欠片、足場資材は敷地にあれば危険を伴うものです。
街の屋根やさんではこういったものを敷地に残さないようにしています。敷地を使わせていただき、板金などを加工する場合はブルーシートなどを敷き、地面に直接、板金の欠片などが落ちないようにします。釘やビスなども極力落とさないよう、気をつけています。
地面に落とし、埋まってしまったら、見つけにくくなるからです。板金の欠片や釘やビスが落ちているお庭でお子様が土遊びなどをしたら、どうなるでしょうか。かなり危険な状況であることは間違いありません。足場資材も敷地に置かれていれば、躓いて転倒するなどの危険もあります。
街の屋根やさんでは工事後に危険を持ちこさないよう尽力しております。
釘やビス、板金の欠片などに触れれば怪我をしてしまう可能性もありますし、足場資材も邪魔なだけで敷地内においておけば躓いて転倒してしまう可能性もあります。両方とも、お客様の生活に役立つことはなく、危険なだけです。
前述のように街の屋根やさんでは工事中も、工事後も、安全第一を目標としています。落としてしまった釘やビス、板金の欠片は必ず回収します。また、足場資材も現場に残すことはありません。
万が一、釘やビス、板金の欠片、足場資材などが残されていた場合は街の屋根やさんにいつでもご連絡ください。すぐに回収いたします。
街の屋根やさんでは竣工後、1年点検、その後は隔年点検を実施しております。点検にお伺いする際は事前にご連絡をして、お客様とのスケジュール調整を致しております。
残念ながら、これまでにお客様とのご連絡が着かないため、定期点検できないということもありました。そういったお客様から『定期点検のことをすっかり忘れてて、時期が過ぎてしまったけど、点検に来てくれるかしら』とご相談をいただくこともあります。もちろん、定期点検を行っていない場合は時期が過ぎてしまっていてもお伺いし、点検いたします。ご遠慮なさらずにご連絡ください。
『定期点検の時期を過ぎているのに来てもらっていない』というお客様がございましたら、お申し付けください。スタッフがすぐにお伺いいたします。
また、定期点検に訪れた際、工事をした場所以外に気になるところがございましたら、ご相談ください。そちらも無料で点検いたします。
もちろん、気になるところは定期点検を待たずに無料で点検することも可能です。どうぞ、お申し付けください。
すぐにお伺いしますのでご連絡をお願い致します
私達は工事の品質に絶対の自信を持っていますが、それでも定期点検は必要ものだと考えています。点検を行うことによって不具合が出てないことが確認できれば、お客様もご安心できると思いますし、定期点検で工事をしたところと別の場所の不具合を発見すること多いからです。
また、建物に対し、今後、どのうようなメンテナンスが必要かをアドバイスすることもできます。屋根の上は見えないし、見にくい場所、ご自分で点検するのが難しい場所です。私達の定期点検や無料点検をご利用ください。
最初の無料点検のところにも書きましたが、屋根などの高いところにのぼるとお隣の敷地も見渡せるようになりますし、場合によってはお部屋の中なども見えるようになります。
街の屋根やさんではご近隣の方々がお庭にいるような場合は『これからこちらの建物の点検をはじめます。お部屋の中が見えてしまうこともありますので、カーテンやブラインドなどを閉めていただけると助かります』とお声掛けしています。
屋根の上は危険なので、お客様の建物の状態と自分の足元を確保するので精一杯です。実は周辺の建物や景色を見ている余裕がないというのが実状です。
お隣の方がお庭にいるような場合には必ず、自己紹介とご挨拶をしてから「これからこちらの建物の点検します」とお伝えしております。その際に「屋根の上にのぼったら、お部屋の中が見えてしまうこともありますので、カーテンやブラインドをお閉めいただければその心配もなくなりますので、よろしくお願い致します」と予防法もお伝えしています。
このようなクレームは街の屋根やさんの社会的な立場を危うくしますので、ご近隣の皆様にはこれから点検に入ることをできるだけ明確にお伝えします。
お客様の中には『他の場所を工事した他の業者が定期点検に来てくれるのはいいんだけど、その度にこの部分も直したほうがいいですよ。そろそろ、あの場所も工事しないと雨漏りしてきますよ。』と来る度に他の場所も工事しましょうと進めてくる業者がいて困っているという方もいます。
ご安心ください。
街の屋根やさんでは無駄な工事は絶対にお勧めしません。
もちろん、『この前の強風で雨樋が傷んでいますから交換した方がいいですよ』、『数年内に屋根塗装をした方がいいですね』と点検を終えた後に伝えることはあります。それはお客様の建物を守るために必要な情報だからです。『数年以内にした方がいい』とアドバイスすることによって、お客様も今後のご予定が立てやすくなると思います。
繰り返しますが、街の屋根やさんではクレームとなる押し売りのようなセールスをすることは絶対にありません。私達はお客様にとって日本で一番親切な屋根工事業者を目指しています。
無駄な工事は絶対にお勧めしません
どなたでもご所有の建物を大事にしているのは同じだと思います。さまざまなところをリフォームすれば、お客様がそれだけ快適に過ごせるかというとそうではないと私達は考えています。質実剛健なお家に住みたいという方もいれば、おしゃれな家にしたいという方もいるでしょう。
お客様一人一人、求めてもいるものが違うのです。さまざまな工事を勧めてもお客様にとって必要でないものであれば、意味がないのです。
私達が無駄な工事を進めることは絶対にありません。